自動車部品製造業におけるリコールリスクご案内動画
リコール制度 説明動画 |
MAPS・モノPro商品概要 説明動画 |
リコール情報については、下記のサイトから確認できます
リコール保険とは
What is recall insurance
リコール保険は、被保険者が製造・販売等を行った生産物のかしによる対人・対物事故の発生・拡大の防止を目的としてリコール(回収、検査、修理等の措置)を実施することによって生じた被保険者が負担する諸費用を補償する保険です。
自動車部品サプライヤー各社におけるリコールリスクをカバーする為には自動車メーカーが実施するリコール、改善対策、サービスキャンペーンが補償対象に含まれているか確認して検討することが重要です。
※保険会社により商品名称・保険適用条件・補償内容は異なります。
PL保険との違い
What is recall insurance
リコール保険とPL保険はよく混同されます。
リコール保険は製造・販売した製品や商品の欠陥に起因して、
その製品・商品の回収等を実施することにより生じた費用損害を補償する保険です。
PL保険は製造・販売した製品や商品に起因して生じた対人・対物事故等により、
製造・販売業者等が負う法律上の賠償責任を補償する保険です。
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【PL保険のイメージ】
「貴社製品の欠陥で事故が起こった!」
と訴訟を受けた。PL保険適用
補償されるのは、訴訟対応費用・賠償金等
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【リコール保険のイメージ】
道路運送車両法の保安基準を満たさない
おそれがあり、車メーカーが
「リコール」を発表。リコール保険適用
補償されるのは、回収にかかる一連の費用
(通知費用・ディーラー作業工賃・代替品製造費用等)
※PL保険に特約でリコール補償を付帯することもできますが、
補償限度額・補償範囲が限定されていることも多く、慎重な検討が必要です。
自動車製造業2つの特徴
What is recall insurance
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高額な費用が発生します。
自動車のリコールが発生した場合、ディーラー・販売店で修理・回収作業が発生します。そのため代替品の製造費用だけでなく、ディーラー・販売店での人件費もかかり非常に高額な費用となることもあります。
リコールの原因が部品サプライヤー様にあった場合はその責任に応じてリコール費用を請求されることが一般的です。食品や家電などのように製品を回収して代替品(金品含む)を送付することは困難です。リコール・サービスキャンペーンの費用例
- ホームページ、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等の媒体を通じた社告費用
- 車両所有者への電話、FAX、郵便等による通信費用(文書の作成費および封筒代を含みます。)
- 対象車両か否かまたは不具合の有無について確認するための費用
- 対象車両の修理費用
- 代替品の製造原価または仕入原価
- 対象車両または代替品の輸送費用
- 通常要する人件費を超える部分(回収実施を原因とする残業代等)
- 回収実施により生じる出張費および宿泊費等
- 回収物廃棄費用 など
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あらゆる部品で発生します。
一般的にリコールと聞いてイメージするのはエアバッグやシートベルト、ブレーキ、エンジン回りの部品に欠陥がある場合ではないでしょうか。自動車のリコールは道路運送車両法の保安基準に適合しなくなる、若しくはそのおそれがある場合に国土交通省に届け出を行い実施します。従って、実際にはカーナビゲーション、スライドドア、ドアミラー、警報機、触媒等多種多様な部品で発生しています。
豊通保険パートナーズの取組み
What is recall insurance
自動車のリコールが一度発生すると多くの費用が発生し、保険金支払いも多額にのぼります。そのため保険の引き受けも慎重に行われ、詳細なヒアリングを実施します。豊通保険パートナーズでは保険会社各社の協力を得ながらお客様に必要な補償限度額、お客様のニーズに合う補償内容をご提供しております。
独自のソフトを用いて
予想最大損害額を算出
リコール発生時の
貴社財務インパクトを算出
過去に発生した部品別の
リコール事案のご提供