対応すべき 3 つの
ポイント
今回の法改正で特に重要となる
「1. 特定契約比率の見直し」「2. 比較推奨販売」「3. 体制整備義務」の3点について解説します。
特定契約比率の見直し
「特定契約比率」とは?
「特定契約比率」とは、関係の近い相手に販売が偏ることで、実質的な優遇が生まれてしまうことを防ぐための仕組みです。
取扱い保険料(全保険契約)を、特定契約(親会社等、密接な関係を持つ相手との保険契約)の保険料で割って算出し、特定契約の割合が一定水準を超えた場合に問題となります。
※特定契約の対象となる保険契約者等(特定者)の範囲
損害保代理店と役職員の兼務関係(非常勤、出向及び出身者(代理店を退職後3年未満の者)を含む)がある法人
損害保険代理店への出資比率が30%を超えるもの 等
経過措置の撤廃と、比率計算の変更による影響
今回の法改正では、経過措置(旧基準)が撤廃となり、かつ、「特定契約」の範囲が大きく広がります。これまでは親会社との一部の契約のみが対象でしたが、法改正後は、グループ企業(連結子会社を含む)のすべての保険種目が特定契約の対象となります。
特定契約の範囲が拡大することで特定契約比率が急上昇し、
代理店は存続に関わる危機に直面します
出典: 「損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ」報告書
「金融審議会 損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ 事務局説明資料」 等
比較推奨販売
「比較推奨販売」とは、"複数の保険商品を比較し"、顧客に合う商品を"根拠を示した上で"推奨する販売方法のことです。代理店の都合や経験だけで「この商品がおすすめです」と言うことはできなくなり、顧客の状況や要望を丁寧にヒアリングし、根拠とともに商品を提案することが求められます。
顧客意向の把握と根拠にもとづいた説明が必須となり、
提案プロセスの大きな見直しが求められます
出典: 「損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ」報告書
「金融審議会 損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ 事務局説明資料」 等
体制整備義務の強化
保険会社は、代理店の業務運営が適切かどうかについて、日常的な教育や指導に加え、監査などによって継続的に検証します。そこで問題が見つかった場合は、これまで以上に実効性のある指導が行われます。また、金融庁も保険会社に対して指導状況を確認しており、重大な問題が見つかれば行政処分の対象とされます。
そのため代理店には、「金融庁のモニタリングに耐えられる水準」で体制を整備した上で、自己点検チェックシート等を用いて、常に業務の適切性を証明できる状態が求められます。
自己点検チェックシートの例
各点検項目における取り組み内容の記録、および資料の保管・備付
要改善項目における内容の説明と、改善時期の明示
不備事項における高次元での業務改善計画
内部管理体制の整備が必須となり、
業務の根本的な見直しが求められます
出典: 「損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ」報告書
「金融審議会 損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ 事務局説明資料」
「日本損害保険協会 代理店業務品質に関する評価指針 周知動画・周知リーフレット」 等
実績ある豊通保険パートナーズだからこそできる支援
-
貴社のカルチャーや雇用を前提とした
事業譲受を実現し、
従業員様の安心を確保します -
再保険の手配など、
お客様にマッチした
保険組成を提供します -
長年培ってきた職域保険制度の
ノウハウを活かし、
貴社の福利厚生制度を支援します -
海外12ヵ国で日本人駐在員が活躍、
豊通グループ全体で安心を
ご提供します
豊通保険パートナーズ
の実績
1950年に事業を開始。
トヨタグループ国内外各社を主要顧客としながら、トヨタグループ外の企業に対しても事業を展開しています。
事業譲渡・株式譲渡の流れ
-
STEP 1
ご相談お問い合わせをいただいた後、日程調整の上でヒアリングを実施いたします。ご訪問・ビデオチャットなど、ご都合の良い方法をお知らせください。
-
STEP 2
情報のお預かり事業に関する資料をご提供いただいた後、当社にて詳細なデューデリジェンスを行います。
-
STEP 3
条件に関する
お打ち合わせ譲渡条件について内容を協議した上で、最適な内容・スキームをご提案いたします。
-
STEP 4
譲渡契約締結合意内容にもとづいて契約を締結し、手続きを進めていきます。
-
STEP 5
譲渡対価の
お支払い、
契約移管実行譲渡対価のお支払い後、契約移管のための対応を進めていきます。
期間は一例です
当社における事業譲受の事例
-
親会社業種 自動車部品製造(1.2万人)
- 代理店種類: 企業内代理店
- 譲受対象: 保有契約 全て(従業員契約・企業契約)
- 譲渡理由: 事業再編
当社が選ばれた理由
- トヨタグループの安心感
- 過去のM&Aの実績
効果
本来の業務へ集中
-
親会社業種 自動車部品販売(1,000人)
- 代理店種類: 企業内代理店
- 譲受対象: 保有契約 全て(従業員契約・企業契約)
- 譲渡理由: 事業再編
当社が選ばれた理由
- 代理店従業員の受け入れ体制
- 従業員の雇用を守れる安心感
効果
譲渡後も全従業員が当社で活躍中
-
親会社業種 倉庫業(100人)
- 代理店種類: 企業内代理店
- 譲受対象: 保有契約 全て(従業員契約・企業契約)
- 譲渡理由: 事業再編
当社が選ばれた理由
- 保険事故の際、親身に相談し無事解決
- 従業員と顧客を最優先に考えた提案への信頼
効果
譲渡後も全従業員が当社で活躍中
よくある質問
-
はい、検討初期の段階でもご相談を受け付けております。希望や課題を伺った上で、事業譲渡・株式譲渡に関連する選択肢やリスクを整理しながら、最適な進め方を支援させていただきます。
-
ご相談内容が伝わることは一切ありません。ご提供いただいた情報は厳重に管理した上で、秘密保持契約(NDA)にも対応いたします。
-
初回のご相談時には準備は不要です。事業内容や課題についてお伺いした上で、こちらから進め方を提案させていただきます。デューデリジェンスに必要な資料については、その後あらためてご案内いたします。
-
いいえ、必ずしも譲渡や提携をする必要はありません。まずは状況をお伺いした上で、複数の選択肢をご提案いたします。大切なことですので、無理に決めていただくことは一切ありません。
-
いえ、費用は一切かかりません。もし状況によって費用が生じる場合は、事前に内容をご説明の上、じゅうぶんに納得いただいてから進めていきます。