E&Oリスク

E&Oリスク

Errors & Omissions risk

E&Oリスク​とは

業務遂行において何らかの過誤(Errors & Omission)があったことで契約の相手側が被った損害に対する賠償責任。債務不履行に基づく賠償責任で、履行不能・履行遅滞・不完全履行の3形態があります。

PL事故のような製品の製造・販売による第三者の身体障害や財物損壊が発生していない場合でも、製品の納品契約の当事者である契約発注者に対して契約債務の履行に何らかの問題が生じて債務不履行(契約義務違反)の状態が生じた場合には、発注者に生じた損害(対人・対物事故を伴わないことから「純粋経済損害」と言われる)の賠償請求を受けるリスクがあります。

E&Oリスクの種類と保険カバー

1専門的な業務に関するE&Oリスク

高度に専門的な業務を遂行する者は極めて高い水準のパフォーマンスを遂行することが契約上発注者から求められています。逆に言えば、発注者に損害を与えないよう、極めて高い水準の注意義務が課されていることになり、賠償責任リスクが非常に高いと言えます。e.g. エンジニアリング業務、金融業務、コンサルティング業務、IT関連業務 等                                各専門業務毎のE&O保険

2製造業者E&Oリスク

製品の製造・販売業務においても売買(納品)契約上求められている内容や条件、期日等を満たさない場合にはそれによって契約発注者に生じる経済的な損害に対する賠償責任が発生します。                                         製造業者E&O保険

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